SpazStix FAQ

スパッツスティックスのFAQコーナー

塗装方法:ミラークローム、マルチチェンジカラー編
     (ポリカーボネートボディーへの塗装)
     ※塗装をする際、必ず余白などでお試し下さい※

  1. 塗装するボディを柔らかいスポンジ等を利用し、中性洗剤できれいに洗い流します。
  2. よく乾燥させた後、サーフェィスプリペア※1を塗装します。
    注意:塗料が垂れると本塗装の際にムラの原因になります。見え難いのですが、塗料が垂れない様、慎重に作業を進めてください。
  3. エアブラシ圧20PSI(1.4気圧)程度で15cm-20cm(スプレーの場合は30cm前後)塗装面より離し、エアブラシの動かすスピードを一定に保ち均一になるよう塗装して下さい。
    3から5度往復した後、5分程度乾燥時間を取り、再度同じように塗装を数回繰り返し、好みの色合いまで塗装し完了です。
    半透明だと思い厚塗りしすぎないよう注意して下さい。
    十分塗料が乾燥した事を確認後、裏打塗装(黒色※2)をして下さい。
    塗装完了後、1日程度十分乾燥させれは完成です。

    アノダイズドハードメタルカラー塗装の注意点:
    アノダイズドハードメタルカラーは、半透明塗料となります。塗装の際は、裏打ち塗装が必須となりますのでご注意下さい。
    裏打塗料としては、ミラークローム、ミラークロームV1やスタンダードカラー等が最適です。
    ミラークロームを裏打塗装に使用した場合:カラーメッキ(メッキに色を付けたような色合い)のような色合いになります。
    ミラークロームV1を裏打塗装に使用した場合:カラーメッキよりも幾分アルマイト処理の様な色合いになります。
    ハイグロスブラックを裏打塗装に使用した場合:基本的に黒色ですが、太陽光などに当たった時に多少色味が見えてくる様な色合い。
    ソリッドホワイトを裏打塗装に使用した場合:基本的に塗装したがそのまま色とし出てきますが、このような使い方をしたい場合は、フローセントカラーを利用する事をお奨め致します。

    ※1サーフェィスプリペア:静電気による塗装のムラや指紋などを目立たなくする為の塗料で結果的に塗装面への食いつきが良くする為の塗料です。
    ※2明るい色の場合は白を裏打塗装して下さい。

塗装方法:ミラークローム編(プラモデルやレジンキット、自動車等への外装塗装)
     ※塗装をする際、必ず余白などでお試し下さい※
  1. 塗装する対象の下地処理を行なう必要があります。
    まず、塗装面を#1000から#1500程度のサンドペーパーで綺麗に塗装面を整えます。
  2. サーフェーサを塗装します。
    サーフェーサーを塗装する際に特に注意する点は御座いませんが、最終的に綺麗に仕上げるにはとても重要な課程です。慎重に作業を進めてください。
  3. 塗装面を平らに仕上げるため、再度#1500から#2000程度のサンドペーパーで綺麗に塗装面を整えます。
  4. 下地色である黒色を塗装する。(ラッカー系の黒色)
    下地用の黒色を塗装して下さい。ハイグロスブラックが最適です。
    塗装後、塗装面の研ぎ出しを行ないます。塗装面の研ぎ出しについては省略させて頂きます。
  5. 塗装面の研ぎ出し後、ミラークロームを塗装するわけですが、下記の点にご注意下さい。
    ・塗装面が黒色で限りなく鏡面状態に近いこと
    ・擦り傷などはミラークロームを塗装した後にもそのまま残ります。
    ・黒色が乾き切っていないと仕上がりが綺麗になりません。
  6. ミラークロームを塗装します。
    ミラークロームは、非常に粒子が細かく、さらさらとした塗料が特徴です。
    エアブラシの塗料噴出量を最小限に抑えて塗装する事をお奨め致します。
    ・塗装面より15cmから30cm程度離して様子を見ながら塗装を開始して下さい。
    ・うっすらとうっすらと塗装面へ塗装していくと美しい仕上がりになります。
    ・あまり一気に塗装してしまうとシルバー系になってしまいますので、慎重に塗装作業を進めてください。

    塗装を開始してまもなく、うっすらとミラークロームが塗装面へ付着してきているのが確認できるようになって来ると思います。目的の色合いにもよりますので、この段階から先は、お好みで作業を終了させてください。
    塗装はじめの頃は、色味がブラッククローム色、徐々に塗装を進めて行くと最終的に明るいクローム色になるはずです。

    ・ミラークロームを厚めに塗装した場合に「粉」のようなものが塗装面にのりますが、柔らかい布やティッシュ等で払うようにふき取ることにより綺麗な塗装結果が得られます。
    注意:塗料が十分乾いた後に払い取って下さい。
    「粉」は、クリアー塗装してもそのまま残りますので綺麗に取り除きましょう。
  7. ウレタンクリアーを塗装する。
    ※ウレタンクリアーは塗料の中でも特に有害です。十分換気の上、塗装して下さい。
    ミラークロームは、ラッカー系塗料となります。ラッカー系のクリアーをミラークロームの上へ塗装すると間違えなく塗料が溶け合い明るいシルバー系となってしまいます。

    ミラークロームへは、2液性ウレタンクリアーを塗装する事をお奨め致します。

    ウレタンクリアーを塗装する際の注意点:
    ・ウレタンクリアーをミラークロームへ塗装する際は、ミラークロームの塗装方法と同様に徐々に遠くから塗装を行なって下さい。
    デカールをいたわる塗装方法と同様で塗装を進めると良いでしょう。
    塗装を進めるにつれウレタンクリアーを塗装する量を増やして行く方法が最適です。
    ウレタンクリアー塗装後は、十分乾燥させ、研ぎ出しをすれば完成となります。

    ※ウレタンクリアー塗装をするとミラークロームのみの場合より多少曇りが出ます。

  8. ユーザー様からの質問と回答となります。

    質問:スパッツスティックス塗料は、何系塗料になりますか?
    回答:スパッツスティックス塗料は、すべてラッカー系塗料となります。


    質問:スパッツスティックス塗料を希釈(薄める)場合、どうすれば宜しいですか?
    回答:スパッツスティックス製エアブラシ用塗料は、そのままエアブラシで塗装することが出来ます。
       好みや場合により希釈する場合は、ラッカー系薄め液をご利用下さい。


    質問:夜光塗料のオレンジの裏打ちは何を使用すれば宜しいですか?
    回答:スパッツスティックス夜光塗料の裏打には、ソリッドホワイトが最適です。


    質問:夜光塗料のオレンジ、オレンジ(ホワイト)の違いを教えて下さい。
    回答:夜光塗料シリーズ
       ・夜光塗料オレンジ:
        日光下での色がオレンジ色で、暗闇でもオレンジ色に発光します。
       ・夜光塗料オレンジ(ホワイト):
        日光下での色はホワイト(白色)、暗闇になるとオレンジ色に発光します。
        他の~(ホワイト)となる塗料も同じく日光下では白色です。


    質問:蓋が空けにくいのですが、どうしてですか?
    回答:幼児が容易に蓋を開けられないよう工夫が為されております。
        蓋を下へ押しながら回す様に空けて下さい。


    質問:マルチチェンジカラー塗料シリーズとは何ですか?
    回答:マルチチェンジカラー塗料シリーズとは、偏光色のシリーズになります。
       偏光色とは、見る角度により見える色が違う色のことを言います。
       スパッツスティックス塗料は、高品質の顔料等を使用し、製品化されております
       ので、他製品では見られないほどのスムーズな色の表現に成功致しました。
       モンスタートラックやドリフトカーなど、とにかく派手に!目立ちたい!という
       方に最適な塗料となっております。

    質問:GPカーのポリカーボネイトに塗装しても大丈夫ですか?
    回答:スパッツスティックス塗料は、ポリカーボネート用塗料となっております。
       ポリカーボネートボディへ塗装しても大丈夫ですが、最終仕上げとして、他社様
       等から出ているエンジンカラー黒色等をボディー裏面へ塗装する(裏打塗装)こと
       をお奨めしております。


    質問:GPカーの塗装は1本あれば大丈夫ですか?
    回答:はい、1本あれば大抵のRC用ボディー全体に塗装することが出来る量です。
       もし1本で足りないとなると相当厚塗りしたことになります。
       厚塗りすると塗装面が厚くなり過ぎるため、剥がれや塗料の垂れによるムラ
       の原因になりますので、厚塗りせず裏打ち塗装を効率よく使用し、塗装する
       ことをお奨めいたします。
       ※本塗装で使う塗料とは別に裏打ち塗装用に黒色又は白色が必要です。

    質問:塗装はボディーをカット前か後、どちらが良いのですか?
    回答:どちらでも構いません。
       ボディー製作時にご参考になると思いますので、メリット、デメリットをまとめて記載させて頂きました。
     1.ボディー塗装前に不必要部分のカット
       良い点:塗装後にはさみ等でカットする必要が無いため、塗装済みの塗装面に傷をつける心配がない。
       悪い点:ホイールアーチ部分などはさみで切り落とす場合に表面にある保護シートが多少剥がれてしまう場合があり、剥がれてしまうとボディーの表にまで塗料が塗装されてしまう。
       解決方法としては、ホイールアーチやエンジン燃料用の穴などをサークルカッターで綺麗に切り落とす。
       OLFA製コンパスカッターへ
     2.ボディー塗装後に不必要部分のカット
       良い点:塗装後にカットすることにより、保護シートの剥がれなどの心配がほぼ無い。
       悪い点:塗装後にカットすることにより、はさみ等で塗装面を傷をつける心配がある。


    質問:マスキングシートはどの様に使えば宜しいですか?
    回答:スパッツスティックスマスキングシートシリーズは、ビニール製です。ほぼ全ての
       マスキングに転写シートが付属しておりますので、失敗することなくボディーへ
       貼り付けることが出来るでしょう!
       (但し、単純なマスキングには転写シートは付属いたしません)
       スパッツスティックスマスキングシートシリーズ使用方法
       1.必要なマスキング部分をはさみでカットする
       2.カット後、不要な部分を剥がす。
       3.剥がして残った部分に転写シートを同じような大きさに切り上から貼り付ける。
       4.転写シートがマスキングに綺麗に張り付いたのを確認後、マスキングを剥がす。
       5.マスクが転写シートに張り付いた状態でそのままボディーへ貼り付ける。
       6.ボディーへマスクが張り付いた事を確認後、転写シートのみ剥がし取る。
       7.ボディーの凹凸のある部分は、ドライヤーで暖めながら伸ばし、確実にマスクを貼り付ける。
       8.これでマスクの張り込みは完了です。お好みの色を塗装して下さい。


    質問:ミラークロームを塗装する際に注意する点はありますか?
    回答:エアブラシの噴出量を出来るだけ絞って塗装して下さい。
       ミラークロームは、非常に粒子が細かく、さらさらの塗料となります。
       他の塗料と同様の噴出量のまま塗装するとすぐに塗料がなくなってしまいます。
       もし、「あれ?もうなくなったのか?」と思ったら噴出量は多すぎます。
       また、噴出量が多いと厚塗りになるので、良いことがひとつも御座いませんので、
       慎重に調節し、塗装を行なうことをお奨め致します。


    質問:ミラークロームを塗装した後にデカールを貼る作業をしようと思いますが、
       手で触っても大丈夫ですか?
    回答:はい、大丈夫です。過度に触りすぎると他の塗料と同様、剥げてきてしまいます。
       剥げてしまった場合は、ミラークロームをドライブラシではげた部分を塗装して
       修正を加えて下さい。


    質問:ミラークロームは、他のラッカー系塗料との混色は可能ですか?
    回答:はい、可能です。例えばミラークロームに少量のハイグロスブラック、アノダイ
       ズドカラーのルートビール(茶色)を加えるとチタンカラーになります。
       スパッツスティックス塗料はどれをどのように混ぜても全て混ざり合う様に設計
       されております。お好みの色を調合して作ってみるのも面白いでしょう。



    ※塗装対象物の塗装は、個人の責任で行って下さい。
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